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脱炭素経営アドバイザー 公式テキスト&問題集(環境省認定制度 脱炭素アドバイザー アドバンスト)
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著者名経済法令研究会 編
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ぺージ数A5判 312頁
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ISBNISBN978-4-7668-3502-1
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発行日2025年4月29日
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価格
2,640 円(税込)
概要 わが国企業は、2050年のカーボンニュートラル目標に向け、脱炭素経営への取組みとともに企業価値向上や新たなビジネスチャンスにつなげる取組みを進めています。脱炭素化には、温室効果ガス排出量の算定や削減策の実施、設備投資の検討など多様な知見が必要となり、専門的な支援が求められています。
本書は、環境省の「脱炭素アドバイザー アドバンスト」に認定(2025年2月)を受けた「脱炭素経営アドバイザー」試験に関する解説および対策問題を収載したものです。
目次 第1章 気候変動問題と脱炭素経営に関する理解 〈 知る 〉
第1節 気候変動問題の経緯・現状・動向
1 地球温暖化に関する科学の発展: 19 世紀末~ 1980 年代
2 IPCC 評価報告書:1次( 1990 )~6次 2023 )まで
3 世界の取組みの経過と動向:気候変動枠組条約を中心に
4 日本の取組みの経過と動向:政府の対応を中心に
第2節 脱炭素経営について
1 気候変動の経営への影響:リスクと機会
2 脱炭素経営の意義:リスクを回避・軽減し機会を実現する
3 脱炭素経営のステップ:知る・測る・減らす+開示する
確認問題
第2章 排出量算定に関する理解 〈 測る 〉
第1節 排出量算定の概要
1 基本は「足し算」と「掛け算」
2 サプライチェーン排出量の考え方
3 中小企業の取組実態
第2節 スコープ1・2排出量の基本的な考え方および具体的な算定方法
1 スコープ1排出量の算定方法と具体例
2 スコープ2排出量の算定方法と具体例
3 スコープ1・2排出量の算定ツール
第3節 スコープ3排出量算定の概要
1 スコープ3排出量算定の流れ
2 スコープ3排出量算定の例題
確認問題
第3章 削減目標、計画、実施に関する理解 〈 減らす 〉
第1節 GHG 削減目標の設定
1 削減目標設定の考え方
2 SBT について
第2節 スコープ1・2排出量の代表的な削減方法
1 排出削減の考え方
2 排出量削減の代表的な手法
確認問題
第4章 情報開示に関する理解 〈 開示する 〉
第1節 GHG 排出量開示の必要性の考え方
1 環境報告の一環としての GHG 排出量開示
2 中小企業における GHG 排出量開示の考え方
第2節 開示に関する諸制度
1 GHG 排出量開示の基本的なフレームワーク
2 法令等に基づく開示
確認問題 -